フィジカルにもメンタルにも良い影響を及ぼす「ヨガ」の力

心身の健康を保つツールとして、世界各地で広がりを見せているヨガ。
ここでは、ヨガが人体に与える影響について語っていきたいと思います。

ちなみにヨガは、サンスクリット語の「ユジュ」が語源となった言葉です。
つながりや調和、バランスなどの意味があり、身体だけでなく、心や食べ物など、あらゆる面に作用をもたらしてくれるとされています。
近年はエクササイズとしてのヨガが有名ですが、古来は哲学的な面を深めるものだったそうです。
とはいえ、エクササイズのヨガにも、心の安定を目的とした瞑想を取り入れたものが多くあり、フィジカル面とメンタル面に良い影響をもたらしてくれます。

たとえば、フィジカル面では、ゆったりとした動きと深い呼吸により、血流の改善に期待できます。
血流が良くなることで、からだに血液が行き渡り、むくみや冷えの解消にもつながります。
そのほか、肩こりや腰痛、首コリ等の身体的なコリにアプローチするポーズもあるため、固まった身体を緩めることが可能です。
さらに、身体の柔軟性が向上することで、姿勢の改善やスタイルアップにも期待できます。
また、代謝が高まることで免疫力がアップし、結果的に、病気にかかりにくい身体に変化していくというメリットもあります。

一方、メンタル面では、ストレス改善につながるとされています。
ヨガをすると、科学的にも幸せホルモンであるセロトニンの値が高くなることが分かっており、体感としても大きなリラックス効果を得られます。
リラックスする習慣を持つことで心に余裕ができ、日常的にも感情をコントロールしやすくなるといわれています。
気持ちが穏やかになれば、自然と人間関係も良好になるでしょう。
また、睡眠の質向上にもプラスな影響を与えるとされており、熟睡して心身をしっかり回復することが可能になります。
「なんとなく気分が優れない」「疲れが取れない」等の心身の不調を感じている方は、ぜひヨガを日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
(推奨HP:ヨガで心も身体も美しく